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平成23年度サマーセミナー　（平成23年9月8〜9日、KKR京都　くに荘）
前年も好評を博した“サマーセミナー”。今年は9月8日、9日の両日、京都市のKKR京都くに荘において開催された。同セミナーは、今回初めて近畿地方で行われ、全国各地から15会の役職員44名が参加した。 【参加会】 　西福岡、小倉、広島県連、広島西、尾道、福山、浜松東、熱海、三島、沼津、湘南、小田原、武蔵府中、杉並、浜松西の15青色申告会 【式次第】 ●9月8日（木） 　開会 　主催者挨拶＝代表幹事・神谷善彦（浜松西会会長） 　趣旨説明＝特別顧問・吉田文一 　研修�T「人格なき社団から一般社団法人への移行」＝(一社)納税者センター沼津会専務理事・杉山弘 　研修�U「AO21カーリースサポートシステムの概要」＝戦略推進プロジェクトチーム委員長・伊藤升吾 　研修�V「三者協定と青色申告会活動」＝元仙台国税不服審判所長・高橋昭典 　意見交換会 ●9月9日（金） 　研修�W「会員指導のIT化と指導予約システム」＝湘南会事務局長・松浦賢一 　研修�X「AO21保険サポートシステム 活用の事例」＝西福岡会事務局長・平野周二 　研修�Y「青色申告会の明日を考える」＝特別顧問・吉田文一 　閉会 【研修・講演概要】 　当日は、神谷代表幹事が「2日間にわたるIT化や財政基盤の充実等に関する研修を通じて、今後の会運営の一助にしてほしい」とあいさつ。続いて吉田特別顧問の挨拶の後、初日の研修に移った。 　研修1では、今年5月に一般社団法人化した納税者センター沼津青色申告会の杉山弘専務理事が「人格なき社団から一般社団法人への移行」のテーマで、会の現状分析や将来展望をはじめ、申請までのスケジュールなど、その経緯や留意点について具体的に紹介した。　　 　続いて行われた研修2では、多種の問題を複合的に抱える青色申告会が多く、何らかの方策を検討しようと設置された戦略推進プロジェクトチームの伊藤升吾委員長が「AO21カードサポートシステムの推進」をテーマに説明。 　その後の研修3では、元仙台不服審判所長の高橋昭典氏が「三者協定と青色申告会活動」と題して講演し、青色申告制度が創設されてから現在までの国税当局と青色申告会の関係や納税制度の変遷を丁寧に説明した。 　2日目の研修4では、湘南青色申告会の松浦賢一事務局長が「会員指導のIT化と指導予約システム」のテーマで決算申告期間中の混雑緩和を図るために構築した予約システムの運用方法について、研修5では、西福岡青色申告会の平野周二事務局長が「AO21保険サポートシステム〜活用の事例」をテーマにAO21保険サポートシステムの具体的な運用事例について、それぞれ話し、最後に研修6として同会の吉田特別顧問が「青色申告の明日を考える」と題して講演した。 　参加者からは大変有意義だったとの声が多数聞かれた。